JAF

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クルマによって、わたしたちはいつでも何処へでも自由に出かけることができます。しかし、ときにはクルマそのもののトラブルに見舞われることもないではありません。

バッテリー上がり、キーの閉じ込み、タイヤのパンク、溝への落輪、燃料切れ、事故など、いづれかのトラブルに遭遇したことがあるのではないでしょうか。免許取り立ての方も、これからこういうトラブルに巻き込まれることは充分予想されます。

こういうときに、とても便利に救援に駆けつけてくれるのがロードサービスです。現在は、クレジットカード付帯型ロードサービスや自動車保険付帯型ロードサービスなど、いろいろなロードサービスがありますが、ここでは歴史も古く代表的ロードサービスであるJAF(日本自動車連盟)について見ていきたいと思います。

JAF(日本自動車連盟)は、1962年(昭和37年)に誕生しています。その契機となったのはモータリゼーションの進展もありましたが、東京オリンピック(1964年)の開催を控えていたことが大きいと言えます。

海外の観光客や選手団に対する国際運転免許証の発行などの必要性が出てきたからです。JAF(日本自動車連盟)は、1963年(昭和38年)2月に社団法人として正式に発足し、4月から業務を開始しています。

「JAFは、自動車ユーザーに対し、安全と安心の支えとなるサービスを提供するとともに、交通の安全と環境のための事業活動を積極的に推進し、健全なくるま社会の発展に貢献します」 という基本理念を持っています。

クルマ

JAFの発足当初1963年の会員数は約1万名、30年後の1993年には1000万名を突破、2002年に1700万名を超えました。(2012年に1750万名超)

道路上でトラブルの発生したクルマの救援活動であるロードサービスが、JAFの中心事業です。この業務は、トラブルに遭遇したユーザーの救援するというばかりでなく、このクルマが路上に停止しつづけることによって生じる、交通渋滞や事故の発生を防ぐという、極めて社会的有益性の高い業務でもあります。

JAFのロードサービスは、全国に247のロードサービス基地を展開し、さらに1,474社の指定工場と契約しているため、年中無休・24時間体制で時間と場所を選ばない救援体制を敷いています。2013年は、年間約250万件、12.5秒に1件の出動実績があります。

ロードサービス以外のJAFの会員サービスとして、交通安全推進活動もあります。「先進安全自動車の体験試乗」や、「superシニアドライバーズスクール(運転歴30年以上)」も開催していて、最新の二ーズを反映するように努めています。

ユーザーが日ごろから感じているクルマに関する疑問を、テストによって検証する「JAFユーザーテスト」では、集中豪雨が発生し車両が水没したときの脱出方法や冠水路走行の危険性を検証したテストも紹介しています。

さらに、シートベルトの有効性を検証する衝突テスト・燃費に関するテストなど、さまざまなテーマを取り上げ、テストの結果をホームページで一般公開するなど情報発信もしています。

また、JAFは、森林ガイドによる森林散策、生態観察、野草料理教室など、環境保全を考えるきっかけとなるようなイベントも開催しています。その他、燃費計を取付けた実車を用いたエコドライブ講習会。団体や企業の担当者を対象にエコドライブのインストラクターを養成・認定する「JAFエコ・アドバイザー制度」も発足させています。

会員サービスも充実しており、会員は、JAFが協定を結んだ全国31,000以上の施設で優待(主に割引)を受けることができます。会員優待施設は、ガソリンスタンドやファストフード店から、遊園地、美術館、温泉、ホテル、レンタカーなど、会員証を提示するだけで利用することができます。

このように、JAFに加入すると会員は、さまざまなサービスを受けることができるので、何らかのロードサービスに加入しようとする場合、JAFは検討の対象から外すことはできないでしょう。