ETC

ETC

 
ETCとは、「Electronic Toll Collection System;エレクトロニック・トールコレクション・システム(電子料金収受システム)」の略で、有料道路に進入するときに料金所で停車させることなく通過できる、ノンストップの自動料金収受システムのことです。これは、料金所に設置されたアンテナと、ETC車載器との間で無線通信を行なう仕組みになっています。

クルマが料金所のETCレーンに進入すると、車載器と料金所の間で無線通信が行われれ、車両情報やETCカードの情報などに問題がなければ、開閉バーが開き、クルマは停止せずにそのままレーンを通過できるシステムです。もし、無線通行をしないときは「一般」または「ETC/一般」の表示があるレーンを利用することもできます。

すなわち、ETCレーンを通過するためには、ETC車載器と専用のETCカードが必要ということです。車載器には、あらかじめ設置する車両の情報を登録しなければなりませんが、通常ディーラーや車載器販売店で登録してくれます。

これにより、どの車がどこからどこまで有料道路を利用したか記録されるので、後日クレジット会社で決済されることになります。

このサービスが開始されたのは、2001年(平成13年)11月です。渋滞を緩和するのを目的として、国土交通省が導入しました。2005年5月の時点で利用率が40%程度だったのが、2009年3月に政府が景気対策として打ち出した、ETC車限定の地方高速道路料金の一律1000円化(土日祝)がスタートしたこともあり、さらに普及に弾みがつき、2014年中には90%を超える勢いです。

クルマ

ETCには、ETCマイレージサービスという利用額に応じた割引がありますがさらに、休日特別割引・平日昼間割引・早朝夜間割引・通勤割引など各種割引制度もあります。この曜日や時間に合わせて有料道路利用すると、通行料が節約できるので、賢く利用したいものです。

クルマETC割引ガイドブックはここから


「ETC」およびETCロゴは財団法人道路システム高度化推進機構 (ORSE) の登録商標になっています。

そもそも、ETCの生まれた背景には、有料道路における交通量の集中にともうなう渋滞をいかに解消するか、ということがありました。むろん、渋滞の解消は、道路の拡幅工事などを積極的に進めれば渋滞は解消することになります。

しかし、そうした対応だけでは限界に達し、渋滞の完全解消にはほど遠いものがありました。そこで、有料道路の抜本的なシステムの改革によってこの問題を考える必要が出てきたのです。それで立ち上がったプロジェクトがETCだったわけです。

そして、ETC利用の増加に伴い、渋滞発生回数・渋滞箇所ともに大幅に減少するようになりました。しかし、まもなくETCの普及が100%に達し、それでも渋滞問題の解消が充分でないとなれば、さらに新たな対策が必要になってくるのは間違いありません。